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2023-2024シーズン行事実施報告

2023-2024シーズンは次の各行事を開催しました。
たくさんの皆様にご参加いただきありがとうございました。

2023-2024スキー講座(担当:宮野 克己)

実施日:2023年11月19日(日)
会 場:阿佐ヶ谷地域区民センター
参加者:55名
講 師:東京都スキー連盟 教育本部専門委員 桜本 利幸


 今年度もシーズン最初の行事としてスキー講座を11月19日に開催いたしました。指導者協会主催のスキー講座も以前は理論会場にてパンフレットの配布を行い皆さまにお知らせしていたのですが、コロナ禍以降ホームページにて開催のご案内となっております事が、認知され今回は過去最高の参加者となりました。
 講師には今年度も都連教育本部専門員の桜本講師をお招きし、40名の受講者にて約2時間の内容の濃い大変勉強になる講義となり、講義の内容につきましては、桜本講師ご自身が資料を収集して作られた受検に対しての心構えから始まり、シーズン当初の筋力づくり、体力の維持、最新のスキー技術、全日本スキー連盟の検定方針等々を解りやすく親切丁寧に説明して頂きました。
 一通りの講義が終わり、受検者からの質疑応答が寄せられ充実した講習内容とりました。受検生の皆さま、ご参加有り難うございました。
 来シーズンのスキー講座につきましては、スキー教程の改訂があり、受検生の皆様に、最新の情報をお伝えするため、中央研修会開催後の12月上旬頃にスキー講座を開催する予定でおります。是非とも受検生の皆さまのご参加をお待ちしております。


 

2023-2024北海道初すべりツアー(担当:朝見 正司)

実施日:2023年12月7日(木)~10日(日)
会  場:札幌国際スキー場
宿  舎:グリッズプレミアムホテル小樽

 2023年12月7日(木)~10日(日)札幌国際スキー場において初滑りスキーツアーを行いました。参加者は28名 デモレッスン8名。
 暖冬の影響で雪不足が心配される中でのツアーとなりました。
(12/7)
天気は雨・強風 午後から初滑りの予定でしたが悪天候のためスキー場はクローズになりました。そのため荷物を引取りにスキー場へそして宿泊施設へ、ホテルの計らいで13:15にチェックイン、午後はそれぞれ小樽観光となりました。この時点のスキー場センター前のゲレンデは茶色、雪不足が否めない。
(12/8)
昨日から降っていた雨が夜には雪に変わり札幌国際スキー場は15cmの積雪、強風で営業が危ぶまれたが幸いにして営業。思う存分フリー滑走を楽しみました。
(12/9)
天気予報は午前中雨、明け方まで降っていた雨が、行いが良いのか青空に・・・、沈んでいた気持ちが晴れて我々に天が味方してくれた。しかしバスの中では昨晩の疲れが残っているようでご高齢の方たちは今一つ。標高が上がるにつれ天気は予報通り小雨、午前中は辛抱するしかない。午後に期待するもデモレッスンは終日雨の中でした。講師はSAHデモ吉田一寿さん、雨にもかかわらず熱心に講習していただきました。
 また、参加者は思い思いにレトロな昭和の雰囲気が漂う小樽の夜を満喫していました。
 本来北海道では12月雨は降らず雪になるそうです。今回のツアーは天候に恵まれず観光ツアーで終わるのではないかと思いましたが一日でも滑れたことは不幸中の幸いでした。

2023-2024準指導員合格のための特別研究会Ⅰ(担当:谷口みのる)

実施日:2024年1月13日(土)~14日(日)
会 場:菅平高原スキー場
参加者:16名
講 師:菅平高原スキースクール講師
宿 舎:ホテルニューダボス

 本年度第1回目の行事「準指導員合格のための特別研究会Ⅰ」が行われました。
 参加者は16名、2班体制で行いました。地元菅平スキースクールの講師には例年同様にとても熱心に最高の講習を行って頂き、個別に細かく指導をして頂き、参加者には最高の講習会ではなかったかと思います。
 前泊・朝着などの参加者も皆さま予定通りに到着され、講習も予定通りにスタートしました。天候は1月中旬ですが異常気象により少雪で、まだ全面滑走に至らず、今後は心配される情況でした。
 参加者の皆様、菅平スキースクール講師の皆様、ホテルニューダボス様、観光協会スキー場関係者様、皆様本当にありがとうございました。
 今シーズン準指導員検定を受検される皆様を精一杯応援したいと思います。
 皆さまの合格を心より祈念しております。そして指導者協会に加入して頂き、皆様と一緒に今後も素敵なスキーファミリーを作っていける事を願っています。

2023-2024プライズテスト合格のための特別研究会(担当:石原 正剛)

実施日:2024年1月21日(土)~22日(日)
会  場:菅平高原スキー場
参加者:29名 (参加者21名、講師2名、役員・担当6名)
講  師:末松 明(元SAJデモ) 水野講師(菅平スキー学校)
宿  舎:リゾートロッジすずもと

 今回初めて行事を担当させていただきました。
21名の方にお申し込みいただき、色々と懸念事項の多い中での開催となりました。
 例年の本研究会は2週間後に行われる防衛省主管のプライズテスト検定会場である表太郎ゲレンデをセパレートし、トレーニングに集中できると好評で今回も同様に準備していましたが、シーズン当初からの雪不足でスキー場から直前まで「セパレートできるか微妙」と連絡を受けたり、お願いしていた講師のお一人が前日に急病でご参加いただけず急遽菅平スキー学校の水野講師を招聘したりと直前までバタバタしていましたが、表太郎ゲレンデもセパレートしていただきなんとか例年通りのスタートを切ることができました。
 講習ではセパレートされた表太郎ゲレンデにてお二人の講師から基礎的なことから実践まで幅広くご指導いただき、協会行事でいつも利用しているガイディングレシーバーを使ったリアルタイムなアドバイスも好評でした。
 夜も夕食後にビデオミーティングを行い、講習中に撮影したビデオを使って講師に解説していただき理解を深めることができたと思います。
 2日間ともに天候も悪い中、皆さん熱心に練習されていました。
 担当としては、けが人を出さずに行事を終えられてよかったと思います。
 色々と反省点の多い行事となってしまいましたが、反省を糧に来シーズンもより良い行事となるようにしていきたいと思います。


 

2023-2024指導員合格のための特別研究会【戸狩】(担当:朝見 正司)

実施日:2024年1月27日(土)~28日(日)
会   場:戸狩温泉スキー場
参加人数:30名(研究生24名、役員・スタッフ6名)
講 師:長野県スキー連盟教育本部 技術員 小境 健太(戸狩スキー学校 校長)
    長野県スキー連盟教育本部 技術員 竹内 芳次郎(木島平スキースクール)
    長野県スキー連盟教育本部 専門員 丸山 政浩(戸狩スキー学校 )
宿  舎:(本部)宮下屋 (受講生)メイプルハイム

 特別研究会は1月27日(土)~28日(日)、第三会場となる長野県戸狩温泉スキー場で行いました。
 北信州・戸狩温泉スキー場は天然雪100%眼下には千曲川の流れを望むロケーション、「ペガサスゲレンデ」と標高が高い「とん平ゲレンデ」の2エリアで構成され、研究会は検定会が想定されるペガサスゲレンデで行われました。
 講習は検定員から見た種目別ジャッジポイントを細部にわたり説明いただき、基礎の重要性を再確認するとともに、基礎課程、実践課程の想定される検定バーンでは、ゲレンデ状況を熟知している講師に戸狩特有の雪質に対応すべく種目毎に陥りがちな状況を確認し、その対策を中心に個々に指導していただきました。研究会の最大の特徴でもあるガイディングレシーバーを使用し滑走中の講師からの受講生へのアドバイスは、その場で修正ができ全受講生にも共有ができることから理解度も上りました。また、ビデオ撮影したひとり一人の滑りを講師の解説を交え課題を明確にし、受講生の疑問を解消するとともに、個々の課題と対策が明確になり二日目の講習に備えていました。
 教育本部検定部に所属する講師から、検定員から見る視点でアドバイスいただいたことは大きな収穫であったことと思います。
 コロナ禍で行なわれなかった懇親会は自由参加としましたが全員参加で行われ、目的を同じくする同志、親睦を深めたことと思います。
 今回の研究会は、優秀な講師に指導をいただいたことと、講師とのコミュニケーションが取れたことは大きな成果であり、意義のある研究会であったと思います。
 ご協力いただいた、戸狩スキー学校、宿舎となった「メイプルハウス」本部「宮下屋」そして協会スタッフの方々に感謝するとともに、参加者が目標を達成されることを祈ります。

2023-2024コブ斜面克服のための特別研究会(担当:神 弘志)

実施日:2024年2月3日(土)~4日(日)
会 場:菅平高原スノーリゾート
参加者:42名(受講者32名、役員・スタッフ名、講師名 )
講 師:菅平スキー学校から派遣講師3名
宿 舎:天狗ロッヂ

 今シーズンの菅平高原スキー場は、10月21日のオープンという楽しい知らせから始まりました。でも長期予報は暖冬!1月の終わりになってもまだ菅平で雨が降る状態でコブコースが作成できるか不安でした。恒例の天狗ゲレンデをあきらめて他のゲレンデ確保も視野に入れながら研究会準備を進めていきました。2月3日の最終調整に不安な気持ちを抱きながら天狗ゲレンデに行ったところ、なんと指導者協会のコブ研究会のために天狗ゲレンデスタッフが総力を挙げて素晴らしい雪面を用意してくれていました。2月初めになろうとしいているのに雪面状況はあまり芳しくはなかったそうですが、新型降雪機をフル稼働し固くて菅平スキー場らしい雪面を用意してくれていました。
 コブ斜面は例年のとおり、天狗ゲレンデ下部の林側を確保し4日朝から指導者協会役員5名でピッチの違うロングの3コースと下部の緩斜面に練習用のショートコースを2つで計5コース作成しました。
 参加者募集については、参加希望連絡の出足が遅く担当としてやきもきしましたが、何とか年明けには30名以上の方々からお問い合わせや参加お申し込みをいただき、最終的に26名の参加を得て研究会を実施することができました。
 各講師によりクラス分けを行い講習が始まりました。はじめはただ単に固いコースというだけでコブではありませんでしたが、細かく規制された中でターンをしていくことはなかなか難しいです。でもさすがこれから準指導員を目指している方々、徐々に慣れてスムーズ滑走していかれます。しかし徐々にコースにみぞが刻まれ、コブとなっていくと人が変わったように体の動きがギクシャクして動きがぎこちなくなり、スキー板が暴れだしてきます。各講師はコブ練習バーンとコブ以外のコースをうまく使いながら指導されていきます。
 今年も指導者協会共催のテクニカル・クラウン検定会が同日日程で開催され、コブコースがテククラ検定者の事前講習に使用され午後からは昨年と同様コブ練習用バーンと呼ぶに相応しい雪面となりました。その中を講習生は果敢にコブに挑んでいかれますが、コブの深さを増した分よりいっそう滑走にスムーズ性が欠けバタバタしておられましたが、滑走を重ねていくにつれ、体とスキー板が同調してスムーズに駆け下りていく方が散見され始めました。他の講習より肉体的には倍以上のハードな講習ですが、皆さん果敢にアタックしていかれます。
 2日目のためにみんなでコブのデラ掛けを実施して1日目の講習を終わりました。疲れている中夕食後、講師を招いてビデオ講習を実施しました。昼間の実技と改めてビデオで見てイメージを合わせ、疑問点を解消しようとして熱心に質問もされていました。あっという間にビデオ講習会も終了してしまいました。
 例年恒例で行われていました懇親会もコロナで中止しており、担当として年1回の受検に挑戦される受検生に万一にも体調に不具合が生じてはと実施の可否を判断しかねていましたが、和田会長から同じ目標を持った者同士コミニケーションを持つことはより大切であり、前回の準指の講習会でも好評で有志だけでも良いから実施してはどうかと言われ、短時間ではありましたが参加者持ち寄りで希望者だけで開催しました。同じ目標を持ったスキー仲間の楽しい夜でした。
 2日目には1日目の体とスキー板がバラバラでぎこちない動きから徐々に同調が見られ始めました。ハードな講習でたまに大きく破綻する場合もありましたが、皆さんコブ滑走のコツを掴んだのかなと感じました。2日間の講習でけが人を1人も出さずに終了することができました。
 今年はサポートの協会役員が頑張って講習中のビデオをかなりたくさん撮影してくれたので講習生には多くの滑走映像を提供することができました。
 今回参加していただいた方々が合格されて研修会で一緒にスキー技術を磨くことを楽しみにしております。 

2023-2024プライズテスト(協賛事業 主催:防衛省スキークラブ)

実施日:2024年2月3日(土)~4日(日)
会 場:菅平高原スノーリゾート
参加者:65名

講 師:谷川 信雄 講師、末松 明 講師野々山 颯絵 講師
宿 舎:天狗ロッヂ

 今シーズンはコロナ禍が終了しての開催となりましたが、新型コロナ感染拡大防止のため導入した次の①~③のSNSを活用した運営が好評で、かつ運営の省力化にもなるため同様の方針で開催させていただきました。
 ① Facebookによる開催の細部告知(開閉会式の省略)
 ② You Tubeによる事前講習ビデオ及び講師講評の放映
 ③ 防衛省スキークラブホームページでの検定発表
 今シーズンは、シーズン当初から暖冬予報で開催予定バーンの表太郎ゲレンデは年末になっても一切雪のない状況で心配しましたが、1月下旬にやっと滑走可能になりホッとした次第です。また開催当日にはスキー場関係者の皆様のご協力により、雪をたくさん付けていただき昨年より幅の広いセパレートバーンをメインとし開催ができました。
 不整地小回りは、昨シーズン同様に同一日程で開催されていた指導者協会行事の「コブ克服のための特別研究会」用のセパレートバーンを使わせてもらうことになり、参加者の皆様にはコブ作りなどに協力いただき誠にありがとうございました。
 事前講習・検定とも天気は良かったのですが、表太郎ゲレンデが林側に広くなったため上部クニックからの左片斜面が現れ、また不整地バーンも人工雪メインの硬めのバーンとなり苦戦されていた方が多かったと思います。
 運営方法などを検討し、参加者の皆さんが参加して良かったと思われる検定会としていきたいと思っています。
 来シーズンも開催を計画していますので今シーズン同様にたくさんの皆様が参加していただけることを願っています。

2023-2024準指導員合格のための特別研究会Ⅱ(担当:鳶田 優)

実施日:2024年2月17日(土)~18日(日)
会 場:菅平高原スノーリゾート
参加者:36名(受講生:28名、講師:3名、役員・担当:5名)
講 師:東京都スキー連盟教育本部専門員 
桜本 利幸講師・徳長  悟講師・原田 秀行講師
宿 舎:リゾートロッジすずもと

 今シーズンも準指導員合格のための特別研究会Ⅱを担当させていただきました。
 受付開始からしばらくは鈍い申込みペースでしたが、12月の指導員養成講習会時にパンフレット配りをしていただいたお陰もあり、年明け早々に定員の20名を超え、まだまだ参加希望があると思い、当初2班での講習会計画を3班に増やす計画変更を行い、受講生28名・3班で開催させていただきました。
 今シーズンは年が明けても雪不足が続き、開催日前日の金曜日は雨からの寒波でほとんどのゲレンデがアイスバーンでしたので、受講生に有意義な講習会となるか心配しましたが、開催初日の土曜日は朝から気温が上がりゲレンデ状況が改善されホッとしました。
 講師は、昨シーズンと同じ準指導員検定に精通されている東京都スキー連盟教育本部専門員の桜本講師・徳長講師・原田講師の3名を招へいしました。
 実技講習は、ポジション確認から始まり、検定種目の丁寧な指導、また指導者協会行事の特徴であるガイディングレシーバーによる滑走中の指導は、受講生の多くの方から好評をいただきました。
 初日夜のビデオ講習は、当日撮影したビデオを講師の解説付きで視聴し、受講生個々の種目に対する注意点が理解できたと思います。
 ビデオ講習終了後には、新型コロナ感染拡大で中止していた懇親会を、参加希望者のみ・飲み物持ち寄りで開催し、講師を囲んでスキー技術論、練習方法などで大いに盛り上がりました。
 開催2日目も好天に恵まれ、2日間で基礎種目、実践種目全種目の講習が出来たことは受講生の皆さんに有意義であったと思います。
 準指導員検定まで3週間での開催で受講生の皆さんの滑りのレベルアップを確認でき、またケガ等なく無事行事を終了できたことは担当としてうれしい限りです。
 参加いただいた皆様が満足していただける行事になるように頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします。

2023-2024準指導員合格のための特別研究会Ⅲ(担当:谷口みのる)

実施日:2024年3月2日(土)~3日(日)
会 場:菅平高原スキー場
参加者:17名
講 師:東京都スキー連盟教育本部専門員 井上 春樹講師 桜本 利幸講師
宿 舎:天狗ロッヂ

 新設行事『準指導員合格のための特別研究会Ⅲ』「準指直前キャンプ」
 今年度より新しく準指導員検定の前週に最終まとめをする行事を実施しました。
 参加者は当初計画時に予定した人数に対して2倍の17名の応募があり、急遽2班体制で行いました。参加者の皆様も検定前週という事もあり熱意がすごく雪も溶けるのではないかと心配するほどでした。
 講師には毎年大変お世話になっております2名の最高の講師からも、とても熱のこもったに魂の講習を行って頂き、個別に細かく指導をして頂き、翌週の検定に向け素晴らしい講習会ではなかったかと思います。
 参加者も皆さま予定通りに到着され、講習も予定通りにスタートしました。天候も上々全種目を徹底的に講習しました。
 規定のレッスン時間終了後、講師も参加者も率先して延長戦を行い、納得できるまでトレーニングされていたのに主催者としても感動いたしました。
 夕食後のビデオミーティングでは通常よりビデオもたくさん撮り熱心にお話合いをされお酒の量も全然減らないのでいつもとは何かが違うと感じました。
 参加者の皆様、講師の皆様、天狗ロッジ様、観光協会スキー場関係者様、皆様本当にありがとうございました。
 心より皆さまの合格を心より祈念しております。そして皆様と合格の美酒を味わいたいと思います。
 結果も大事ですが、目標に向かって努力される皆様のお姿はとても美しかったです。
 来年も本行事は拡大して計画したいと思います。
 一緒に今後も指導者協会に加入して頂き、素敵なスキーファミリーを作っていける事を願っています。

2023-2024海外スキー【カナダ・ウィスラー】(担当:西塚 彰)

 2024年3月16日(土)成田空港エアーカナダのカウンター前に、今回の海外スキーツアーの参加者8名が集合しました。東京都スキー指導者協会にとって久しぶりの海外スキーツアーです。前回の海外スキーツアーは、2019年3月のイタリア・アオスタで5年ぶりになります。
 3月16日(土)12時、カナダ・バンクーバーに到着しました。時差はマイナス16時間です。小型バスで2時間半移動し、ウィスラーに到着。バスに添乗された日本人ガイドさんが、ウィスラー市街を案内してくれ、翌日の夕食のレストランを予約しました。
 3月17日(日)は、スキー初日です。スキーガイドのカナタニさんから、事前購入のリフト券を受け取り、ウィスラーゴンドラに乗ります。ゴンドラ乗車口で、係員がモニターを見ています。リフト券購入者と乗車者が同一人物かチェックしているので、ゴーグルを取って、顔が見えるようにしてくださいと言われました。
 スキー場は、ウィスラーエリアとブラッコムエリアの2つからなっていますが、初日はウィスラーエリアで滑りました。ゴンドラ山頂駅付近で足慣らしをし、その後ウィスラーの山頂にむけて、ピークチェアーリフトに乗りました。天気にも恵まれ、山頂からは絶景の眺望を堪能し、広大なゲレンデもガイドさんのおかげで効率よく様々なコースを滑ることが出来ました。
 午後は3時くらいに終了し、ウエスティンホテルのツアーデスクで、下山報告と翌日のレストラン予約をしました。本日の夕食は、イタリアンレストランでピザ・パスタ・サラダなどを堪能しましたが、量が多くもっと少なめに注文すればと、初日の反省です。
 3月18日(月)本日も天候に恵まれ、ブラッコムエリアで滑りました。昨日と同じ、ウィスラーゴンドラに乗り、山頂駅からピーク2ピークゴンドラでブラッコムエリアに到着。この、ピーク2ピークゴンドラができたことにより、1日でウィスラーとブラッコムを堪能できるようになったそうです。ゴンドラ山頂駅から、セブンス・ヘブン・エクスプレスに乗り、ブラッコムの山頂に行き、休憩をはさみブラッコムエリアを滑りました。
 本日の夕食は、地ビールを提供するレストランで、チキンの手羽先・イカフライなどつまみを中心に地ビールを堪能しました。
 3月19日(火)本日も晴天です。スキーガイドはマツモトさんになりました。ウィスラーエリアで行ってなかった、クリークサイド地区へ行きました。こちらの地区は落ち着いた雰囲気の街で、コーヒー休憩をとりました。クリークサイドから山頂エリアに戻り、Tバーリフト体験などをして本日も3時頃終了しました。
 3月20日(水)本日は曇天で、ガスも少し出ました。本日は、ブラッコムエリアを滑って麓のアッパービレッジに行き、スキーメーカーのRMUが経営するストランでランチを楽しみました。アッパービレッジから、8人乗りリフトで、ウィスラービレッジに戻りました。
 3月21日(木)は、ウィスラー最終日で、自由行動日です。5名は、ウィスラーの街を散策しショッピングやランチを楽しみました。3名はスキーに行き、ブラッコム山頂とウィスラー山頂とサドルいう急斜面を堪能しました。
 3月22日(金)日本人ドライバーの小型バスでバンクーバー空港に行き、空港ガイドさんのサポートを受けて、スムーズなチェックインが出来ました。
 今回の海外スキーは、8名という少人数でしたが、次回は多くの方のご参加をいただき、さらに楽しい海外スキーツアーを目指したいと思います。

2022-2023シーズン行事実施報告

2022-2023シーズンに開催しました行事です。

スキー講座(担当:宮野 克己)

実施日:2022年11月20(日)
会 場:なかのゼロ
参加者:28名
講 師:桜本 利幸 
(公財)全日本スキー連盟 教育本部専門委員

(一財)東京都スキー連盟 教育本部専門委員

 今年度のスキー講座は、コロナ禍のため2年間リモートにて開催しておりましたが、コロナも落ち着いてまいりましたので対面にて開催いたしました。
 講師には今年度も都連教育本部専門員の桜本講師をお招きし、28名の受講者にて約2時間程の内容の濃い大変勉強になる講義となり、講義の内容につきましては、桜本さんご自身が資料を収集して作られた受検に対しての心構えから始まり、シーズン当初の筋力づくり、体力の維持、最新のスキー技術、全日本スキー連盟の検定方針等々を解りやすく親切丁寧に説明して頂きました。
 一通りの講義が終わり、受検者からの質疑応答が寄せられ充実した講習内容とりました。受験生の皆様、ご参加有り難うございました

準指導員合格のための特別研究会Ⅰ(担当:谷口みのる)

実施日:2023年1月14日(土)~15日(日)
会 場:菅平高原スキー場
参加者:13名
講 師:菅平スキー学校 桜井主任講師
宿 舎:ホテル ニューダボス

 本年度第1回目の行事「準指導員合格のための特別研究会Ⅰ」が菅平スキー場にて2023年1月14日(土)よりの2日間の日程で行われました。

 昨年に引き続きコロナ禍における行事であり、事前に安全対策を徹底的に行いました。
 宿泊先であるホテルニューダボス様にも特別なお計らいを頂き、また、参加者の皆様には安全対策の則った対策をとって頂きました。
 今回の参加者は13名で1班体制で行いました。地元菅平スキースクールの桜井講師には例年同様にとても熱心に最高の講習を行って頂き、個別に細かく指導をして頂き、参加者には最高の講習会ではなかったかと思います。
 前泊・朝着などの参加者も皆さま予定通りに到着され、講習も予定通りにスタートしました。
 天候は異常気象により気温はプラスで少雪で、まだ全面滑走に至らず、今後は心配される情況でした。

 参加者の皆様、講師の先生、ニューダボス様、指導者協会の皆様、観光協会スキー場関係者様、皆様の本当にありがとうございました。
 参加者の合格を心より祈念しております。そして今後も指導者協会に加入して頂き、皆様と一緒に素敵なスキーファミリーを作っていける事を願っています。
  

プライズテスト合格のための特別研究会(担当:宮野 祐子)

実施日:2023年1月21日(土)~22日(日)
会 場:菅平高原スキー場
参加者:24名
講 師:内田智久講師、荒井拓磨講師
宿 舎:リゾートロッジすずもと

 2022
年11月初旬、東京都スキー指導者協会HP及び、会員様配布の会報Instructorで、各行事のご案内、参加者募集を行いました。
 今回の「テクニカル・クラウン・プライズ合格のための特別研究会」のご案内には、講師内田智久元SAJデモンストレーターの招聘を掲載することができ、大きな反響を呼び、キャンセル待ちをお願いするということまでになりました。急遽講師をさらに1名、荒井拓磨元SAJデモンストレーターを招聘し、
参加者24名、開催日直前までキャンセル待ちの状況でした。
 しかし、今冬の菅平の雪不足はとても深刻で、色々な行事の開催が懸念されました。例年のテク・クラ特別研究会は2週間後に行われるプライズテスト検定会場の表太郎をセパレートし、トレーニングに集中できると大好評で、今回も同様に準備しておりましたが、雪不足を懸念し下見に行きましたところ、表太郎入り口は閉鎖、ゲレンデも閉鎖で不安が募りました。     
 しかし、テク・クラ特別研究会の1週間後は東京都スキー技術選の会場でもあり、スキー場関係の方々、パトロール隊等必死の雪作りでゲレンデを整備していただきました。
 例年よりセパレート幅は狭くなりましたが、急斜面トレーニングは、内田講師の綿密なアドバイス、荒井講師の基礎的な部分のコーチングを含め、申し分なく充実した講習ができました。
 夜のVTRミーティングでは、各講師より一人ひとりに入念なコメントがあり、またストックを使用しての体幹の矯正もありで厳しさの中でも、和やかさも加わり、また技術選での高得点取得法などチェックポイントを細かくアドバイスしていただき大変好評でした。

 今回もご参加の方々のプライズテスト合格への高い志向がおおいに伝わる特別研究会となりましたことをご報告いたします。来シーズンも合格を目指す方々の課題を塾考し、さらに充実した内容となるよう企画し、より多くの皆様のご参加をお待ちいたします。

指導員合格のための特別研究会【ムイカスノーリゾート】(担当:朝見 正司)

実施日:2023年1月28日(土)~29日(日)
会   場:ムイカスノーリゾート
参加者:19名
講 師:全日本スキー連盟教育本部 専門委員 大森 宏樹 (元SAJデモ)
    ロシニョールデモチーム  指導員 木村あゆみ
宿   舎:ほてる木の芽坂

 特別研究会は指導員検定会第三会場となる新潟県ムイカスノーリゾートで行いました。
 越後三山(八海山、越後駒ケ岳、中ノ岳)、巻機山、南魚沼市を一望できるロケーションと最高の雪質の中での研究会となりました。
 講師は、全日本スキー連盟教育本部専門委員 大森宏樹 (元SAJデモ)講師、ロシニョールデモチーム指導員 木村あゆみ講師です。受講生19名の2班体制で合格に向けて指導を仰ぎました。
 講習は検定員から見た種目別ジャッジポイントを細部にわたり説明いただき、基礎の重要性を再確認した内容となりました。また、基礎課程、実践課程の想定される検定バーンでの対策を中心に個々の対策を丁寧に指導していただきました。研究会の最大の特徴でもある ガイディングレシーバーを使用し滑走中の講師からの受講生へのアドバイスは、その場で修正ができ全受講生にも共有ができることから理解度も上りました。また、ビデオ撮影したひとり一人の滑りを講師の解説を交え課題を明確にし、受講生の疑問を解消するとともに、個々の課題と対策が明確になり二日目の講習に備えていました。特に検定員から見る視点でアドバイスいただいたことは大きな収穫であったことと思います。
 講習後は、六日町温泉に浸かり疲れを癒すとともに、魚沼コシヒカリ会席膳で六日町を満喫した研究会となりました。
 ご協力いただいた、ムイカスノースクール、宿舎となった「ほてる木の芽坂」、そして協会スタッフの方々に感謝するとともに、参加者が目標を達成されることを祈ります。

プライズテスト(協賛事業 主催:防衛省SC)

実施日:2023年2月4日(土)~5日(日)
会 場:菅平高原スキー場
参加者:63名
講 師:谷川信雄講師、末松明講師、太田好美講師
宿 舎:天狗ロッヂ

 今シーズンも新型コロナ禍での開催となり、昨シーズン同様に次の①~③のSNSを活用した感染拡大防止対策を行い2月4日(土)~5日(日)日程で開催させていただきました。
① Facebookによる開催の細部告知(開閉会式の省略)
② You Tubeによる事前講習ビデオ及び講師講評の放映
③ 防衛省スキークラブホームページでの検定発表
 シーズン前の予報では、ラニーニャ現象による大雪との予報でしたので雪の心配はしていませんでしたが、年が明けても菅平の積雪が増えず、昨年同様の表太郎ゲレンデをメインにした開催ができるか心配しましたが、昨シーズンより狭いセパレートとなりましたが何とか表太郎ゲレンデをメインとした開催ができました。
 不整地小回りは、雪不足のためコブ斜面が無く、同一日程で開催されていた指導者協会行事の「コブ克服のための特別研究会」用のセパレートバーンを急遽使わせてもらうことになり、参加者の皆様にはコブ作りに協力いただき誠にありがとうございました。
 雪は少なめでしたが、事前講習・検定ともバーン状況良好で天気も良く、良い検定会になったと思います。
 また初日の事前講習ではセパレート幅が狭かったのですが、検定当日は可能な限り広めの設定にしていただきたいというお願いに対応していただきましたパトロールの皆様には感謝の念でいっぱいです。
 来シーズンも同様の2月初旬での開催を計画しています。来シーズンは新型コロナも雪の心配も無い行事となることを祈念し、今シーズン同様にたくさんの皆様が参加していただけることを願っています。













 

コブ斜面克服のための特別研究会(担当:神 弘志)

実施日:2023年2月4日(土)~5日(日)
会 場:菅平高原スキー場
参加者:34名
講 師:菅平スキー学校から招へい
宿 舎:天狗ロッヂ

 今年はコロナウイルスとインフルエンザのダブル流行が心配される中、昨年に引き続き2023準指・指導員合格の為のコブ斜面克服の特別研究会を天狗ゲレンデでコブ研究会を実施しました。     

 ダブル流行で参加者が激減するのではないかと心配して、事業部長と相談しながらギリギリ迄、募集を継続して最終的には34名まで参加希望がありました。参加者の皆様はコロナ、インフルエンザに関しては細心の注意を払われて、これらに関連してのキャンセルの方は1名もいませんでした。     
 もう一つの心配事はコブコース作成に関連して予想に反し菅平の雪の量が少ないことでした。
 数年前にも雪が少ないことがありましたが、その時は天狗スキー場が降雪機をフル稼働して雪面を作っていただきましたが、今年は電気代が高騰して降雪機の使用は無理だろうと思っていましたが、講習会開催1週間前に待望のまとまった雪が降り何とかコブコースを作ることができるようになり、スタッフの迅速な作業もあって、講習会開始までにメイン3コースとサブ2コースの5レーンを作成することができました。雪が降ったばかりなのでやわらかいと思っていましたが、菅平らしい硬いゲレンデの顔を見せ、少々滑ってもみぞの跡も出てきませんでした。どうしたものかと思案していたら、同日開催のテククラ検定事前講習組の約70名が滑走してくれてようやく午後にコブ研究会実施のコブコースとなりました。

 研究会は3班構成の1班が11から12名となり、普通の講習会では少し多い人数ですが、コブ講習では許容範囲かなと考えています。あまり少人数の班構成では滑る回数が多くなって、疲労度がけた違いに大きくなり怪我をする可能性が高くなると判断したからです。
 2日間とも良い天気、良いコース、素晴らしい講師に恵まれてよい研究会になりました。
 夜も講師をお招きしてビデオ講習会を開催しました。これは再度講師から意見をもらい、自分の感覚と考えを整理することにより滑走感覚を調整していくことは準指導員、指導員の資格を目指す方には良い経験となったと思います。
 参加者は2日間気合万全で講習に臨まれていましたが、やはり最終日午後は疲れがピークに達してこられた方が多くなってきて、スキー板を抑えるのに苦労しておられました。
 今回行事執行担当者として気づいた点は来期の研究会に生かしていきたいと決意しました。

 余談ですが、指導者協会共催のテククラ検定が同日日程開催されテククラ検定担当者、講師と懇親会を実施しましたが、同じ趣味を持つ者同士の話は楽しいし、このスキーの世界の奥を見た谷川講師等のお話は興味が尽きません。
 参加者の皆様も準指導員、指導員に合格されましたら是非この仲間にお入りください。お待ちしております。


準指導員合格のための特別研究会Ⅱ(担当:鳶田 優)

実施日:2023年2月18日(土)~19日(日)
会 場:菅平高原スキー場
参加者:25名
講 師:桜本利幸講師、徳長 悟講師、原田秀行講師 【東京都スキー連盟教育本部専門員】
宿 舎:リゾートロッジすずもと

 準指導員検定まで一月を切った日程で菅平高原スノーリゾートにて準指導員合格のための特別研究会Ⅱを開催させていただきました。

 今シーズンも新型コロナ禍で養成講習会在京理論がeラーニングとなった為、行事パンフレットが配れず申込み開始当初は申込みペースが遅くどのくらいの申込みがあるか心配しましたが、年が明けてからは申込みのペースが上がり、早々とキャンセル待ちが出る状況となった為、急遽講師の追加をお願いして受講生25名の3班編成での講習会とさせていただきました。
 講師は、準指導員検定に精通されている東京都スキー連盟教育本部専門員の桜本講師・徳長講師・原田講師の3名を招へいし、受検に向けての丁寧な指導、また指導者協会行事の特徴であるガイディングレシーバーによる滑走中の指導は、受講生の多くの方から好評をいただきました。また開催2日目は講習開始時が小雨で、滑走性の悪いゲレンデでの検定種目練習が出来たことは、受検当日の春スキーを思わせるゲレンデ状況の事前練習となりプラスになった方も多かったのではないかと思います。
 開催初日に撮影したビデオによるビデオ講習は一部トラブルがありましたが、各種目の注意点や在宅時のトレーニングなどを各講師から丁寧に指導していただき受講生の皆さんの為になったと思います。
 この準指導員合格のための特別研究会Ⅱをもちまして今シーズンの指導者協会主催行事は終了となります。
 参加いただいた皆様が満足していただける行事になるように頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします。

2021-2022シーズン行事実施報告

2021-2022シーズンの各行事報告です。

準指導員合格のための特別研究会Ⅰ(担当:鳶田 優)

準指導員合格のための特別研究会Ⅰは、例年12月末の開催でしたが、今シーズンは第1回指導員養成講習会が12月末に計画されたため、時期をずらし1月中旬の1月15日(土)~16日(日)で計画させていただきました。
今シーズンも新型コロナウィルス感染が拡大する中となり、宿舎のすずもと様にご配慮いただき、また感染防止対策に留意して開催させていただきました。
講習会は、菅平スキー学校から桜井主任講師を招聘し10名1班編成で実施させていただき、桜井主任講師のガイディングレシーバーを的確に使った実技講習は滑走時のみならず、滑走待ちの時も注意点が理解できとても役に立ったとのお話を受講生から伺いました。
また夜のビデオ講習では、実技講習を撮影したビデオでうまくいかなかった要因と対策を理解しやすく解説していただき、畳の上で雪上での動きを確認し、注意点の理解を深めることが出来たと思います。
日曜日は快晴で暖かく最高のスキー日和の中、受講生の皆さんは、昨日の実技講習・ビデオ講習でいいイメージが出来ていて、昨日とは違う安定した滑りをされていました。
準指導員合格のための特別研究会Ⅰは、今回で3回目の主担当となります。毎回、受講生から、とても為になった講習会でしたとのお話を伺い、また毎回2日目の受講生の上達した滑りを見られて担当としてうれしい限りです。

プライズテスト合格のための特別研究会(担当:宮野祐子)

 今回で12回目の開催となりました「テクニカル・クラウンプライズテスト合格のための特別研究会」は、1月15日(土)~16日(日)の2日間、3週間後に実施されるプライズテスト検定会場と同じ菅平高原スキー場にて開催いたしました。
講師には、プライズテスト検定員を務めていただきます、末松 明元SAJデモンストレーターを招聘し、特別研究会の講習とプライズテスト受検を一貫して指導していただくことができ、有意義な講習が行われました。
 昨年度、プライズテストがコロナ禍のため中止となり、思いを遂げることができなかった方が多くおられたためか、今回の特別研究会は受講される方が17名となり、急遽講師をさらに1名、第10回目の特別研究会の時、川端佑沙ナショナルデモンストレーターとジョイントして下さった冨沢 瞳さんをお迎えし、実践的な最新の技術を伝達していただきました。
 受講される方々は準指、指導員、テクニカル、クラウン合格を目指す方々ですので、全員大いに研鑽されておりました。
 晴天に恵まれ、表太郎のバーン状況は雪質も良く、バーン状況は最高で、さらにパトロール隊によるゲレンデセパレートが完璧になされ、受講される方々は集中してトレーニングができたと大変喜ばれました。
 種目別1本1本の滑りを長い斜面で繰り返し、一人一人講師から丁寧なアドバイスをいただいて熱意も高まり、有意義なテクニカルキャンプとなりました。
 夕食後、VTRミーティングは、末松講師の解説、身体の動かし方など実際に実技を交えて全員一体となり盛り上がりました。さらに準指、指導員、プライズ合格に向け、技術選で使われる高得点法など、チェックポイントを細かくアドバイスしていただきました。
 今回ご参加の方々の目標が思い思いにあり、互いに刺激し合うことができ充実した特別研究会となりましたことを報告いたします。
 また、深刻な新型コロナ禍の中で、このように無事開催できましたことを、ご協力をいただきました講師の先生方、ホテルニューダボス様、観光協会スキー場関係者様、指導者協会役員の皆様、そしてご参加の皆様、心より感謝申し上げます。
 

準指導員合格のための特別研究会Ⅱ(担当:谷口みのる)

約1ヶ月後に控えた準指導員検定本番に向けて「準指導員合格のための特別研究会Ⅱ」が菅平スキー場にて2022年2月5日(土)よりの2日間の日程で行われました。
 昨年に引き続きコロナ禍における行事であり、事前に安全対策を徹底的に行いました。

宿泊地であるリゾートロッジすずもと様にも特別なお計らいを頂き、また、参加者の皆様・講師の先生方みんなで安全対策の則った対策をとって頂きました。

今回の参加者は18名で、2班体制で行いました。講師の先生方はとても熱心に最高の講習を行って頂き、また個別にも細かく指導をして頂き、参加者には最高の講習会ではなかったかと思います。
前泊・朝着などの参加者も皆さま予定通りに到着され、講習も予定通りにスタートし、天候は両日共に良好、ここ数年で最高の雪質と、条件では大変恵まれました。
参加者の皆様、講師の先生方、すずもと様、指導者協会の皆様、観光協会スキー場関係者様、本当にありがとうございました。皆さまの合格を心より祈念しております。
そして皆様と一緒に今後も素敵なスキーファミリーを作っていける事を願っています。


指導員合格のための特別研究会(鹿沢) (担当:朝見正司)

指導員検定会第三会場は、群馬県鹿沢スノーエリア 3年前に開催された会場です。
好天に恵まれ最高の景色、最高の雪質の中での研究会となりました。
講師は、東京都スキー連盟専門員の桜本講師、八木講師、原田講師を招き 受講生21名の合格に向けて指導を仰ぎました。
講習は検定に合格するための種目別ジャッジポイントと想定される検定バーンでの対策を中心に講習の中で個々の対策を丁寧に指導していただきました。研究会の最大の特徴でもある ガイディングレシーバーを使用した滑走中の講師からの修正事項のアドバイス、受講生はその場で修正ができ理解度も上がりました。また、ビデオ撮影したひとり一人の滑りを講師の解説を交え課題を明確にし、ドリルに生かすアドバイスをいただきました。初日と2日目、上達したのが目に見えてわかり、効果がある手段であったと思います。
講習会を通じ挑戦する意欲と真剣に取り組む姿に、講師の方々は「おめでとう!」のため 熱意と誠意もって取り組んでいただきました。感謝いたします。また目標を達成されることを祈ります。
コロナ禍での開催に対し、参加者及び関係者には感染防止対策にご協力いただきありがとうございました。



 

プライズテスト(協賛事業 主催:防衛省SC)

昨シーズンは、新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言が発令され、泣く泣く中止とさせていただきました。
今シーズンもオミクロン株による蔓延防止重点措置等が発令されている中でしたが、次の①~③のSNSを活用することにより感染対策を行い、密の状況を作らないように徹底して、2月5日(土)~6日(日)で開催させていただきました。
① Facebookによる開催の細部告知(開閉会式の省略)
② You Tubeによる事前講習ビデオ及び講師講評の放映
③ 防衛省スキークラブホームページでの検定発表
また、今シーズンは、受検申込みが募集を開始した10月から年末にかけて急増し、年明けには募集目安の50名を突破!!コロナ禍の開催ということもあり、主任講師の谷川講師にアドバイスを受けて70名までとしましたが、あっという間に70名となったため受付を終了させていただきました。申し込みができなかった方については大変申し訳ありませんでした。
プライズテスト開催日はとても強い寒波が入り、低温、積雪、視界不良のコンディションとなり、事前講習、検定とも本来の滑りが出来ず苦戦された方が多数おられたことと思いますが、今シーズンのテーマである「センターポジション」をキープできた方は良い結果が出たと思われます。
前述のとおり、今回のプライズテストは新型コロナ感染防止のため、SNSを活用しての運営をさせていただきました。手探り状態での運営でしたが、無事計画どおり運営ができ、受検者の方からはお褒めの言葉もいただきましたので運営者としては良かったと思いました。
来シーズンも同じ時期での開催予定です。
よろしくお願い致します。

コブ克服のための特別研究会(担当:神 弘志)

今年も新型コロナ第6波が猛威を奮う中、26名の参加をいただき、感染対策に考慮して2月19日~20日に開催させていただきました。
今回の行事は、初の試みとして菅平のゲレンデを知り尽くした菅平スキー学校に講師の招聘を依頼し、天狗スキー場の協力を得て、天狗ゲレンデ下部の林側を確保しセパレートし講習を行いました。
コブ斜面克服特別研究会はコブ斜面を滑走する楽しさを皆様にお伝えすることも使命の一つと考えていますが、菅平の硬いゲレンデの中で検定を受検される方へのサポートも使命と考えています。受検種目の中に不整地種目がある限り、避けては通れない道です。今年は菅平のゲレンデの特性を知り尽くした菅平スキー学校の講師が講習するので短い時間でも研究生の皆様にコブ滑走の手ごたえが感じていただけたのではないかと考えます。
前日のバーン状況が悪く、急遽コブを作り直すことになり、19日朝一からスタッフ5名でピッチ幅が違う3コースを作成しました。
講習開始時のコースはまだ目印のネトロンとわずかな横滑りの跡だけでしたが、研究生の皆さんが講習を進めて行くうちに、あっという間に立派なコブに成長していきました。 午後には研究生の一部には疲れと見た目の大きなコブの威圧感に押されて体が動かなくなっている方もおられましたが、これだけ長い時間コブを滑ったのでコブにも慣れて1日目が終了したと思います。
夕食後、スクール講師を招いてビデオ講習を予定しておりましたが、スクールからコロナ禍のため密になる室内での講習は中止させてくださいと要請され、急遽それぞれの班に帯同している指導者協会の副担当が代わりにビデオを見てアドバイスを伝えました。
2日目は夜に雪が降り、駐車場の車の上には20㎝ぐらいの雪が積もっており、当初は視界も悪く、おまけに降雪のせいで昨日のコブはわずかに凹凸があるぐらいにしか見えませんでしたが、研究生の皆様はそこを果敢に挑んでおられました。
練習中の転倒者も増えて1名の怪我人を出したことは残念でしたが、参加者皆さんのご協力を得てコロナ患者を出さずに研究会を終了できたことは担当として大変うれしく思いました。
また来シーズンもより良い研究会を志向して実施していきたいと思います。
参加者の皆さん本当にありがとうございました。