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2022-2023シーズン行事実施報告

2022-2023シーズンは次の各行事を開催しました。
たくさんの皆様にご参加いただきありがとうございました。

スキー講座(担当:宮野 克己)

実施日:2022年11月20(日)
会 場:なかのゼロ
参加者:28名
講 師:桜本 利幸 
(公財)全日本スキー連盟 教育本部専門委員

(一財)東京都スキー連盟 教育本部専門委員

 今年度のスキー講座は、コロナ禍のため2年間リモートにて開催しておりましたが、コロナも落ち着いてまいりましたので対面にて開催いたしました。
 講師には今年度も都連教育本部専門員の桜本講師をお招きし、28名の受講者にて約2時間程の内容の濃い大変勉強になる講義となり、講義の内容につきましては、桜本さんご自身が資料を収集して作られた受検に対しての心構えから始まり、シーズン当初の筋力づくり、体力の維持、最新のスキー技術、全日本スキー連盟の検定方針等々を解りやすく親切丁寧に説明して頂きました。
 一通りの講義が終わり、受検者からの質疑応答が寄せられ充実した講習内容とりました。受験生の皆様、ご参加有り難うございました

準指導員合格のための特別研究会Ⅰ(担当:谷口みのる)

実施日:2023年1月14日(土)~15日(日)
会 場:菅平高原スキー場
参加者:13名
講 師:菅平スキー学校 桜井主任講師
宿 舎:ホテル ニューダボス

 本年度第1回目の行事「準指導員合格のための特別研究会Ⅰ」が菅平スキー場にて2023年1月14日(土)よりの2日間の日程で行われました。

 昨年に引き続きコロナ禍における行事であり、事前に安全対策を徹底的に行いました。
 宿泊先であるホテルニューダボス様にも特別なお計らいを頂き、また、参加者の皆様には安全対策の則った対策をとって頂きました。
 今回の参加者は13名で1班体制で行いました。地元菅平スキースクールの桜井講師には例年同様にとても熱心に最高の講習を行って頂き、個別に細かく指導をして頂き、参加者には最高の講習会ではなかったかと思います。
 前泊・朝着などの参加者も皆さま予定通りに到着され、講習も予定通りにスタートしました。
 天候は異常気象により気温はプラスで少雪で、まだ全面滑走に至らず、今後は心配される情況でした。

 参加者の皆様、講師の先生、ニューダボス様、指導者協会の皆様、観光協会スキー場関係者様、皆様の本当にありがとうございました。
 参加者の合格を心より祈念しております。そして今後も指導者協会に加入して頂き、皆様と一緒に素敵なスキーファミリーを作っていける事を願っています。
  

プライズテスト合格のための特別研究会(担当:宮野 祐子)

実施日:2023年1月21日(土)~22日(日)
会 場:菅平高原スキー場
参加者:24名
講 師:内田智久講師、荒井拓磨講師
宿 舎:リゾートロッジすずもと

 2022
年11月初旬、東京都スキー指導者協会HP及び、会員様配布の会報Instructorで、各行事のご案内、参加者募集を行いました。
 今回の「テクニカル・クラウン・プライズ合格のための特別研究会」のご案内には、講師内田智久元SAJデモンストレーターの招聘を掲載することができ、大きな反響を呼び、キャンセル待ちをお願いするということまでになりました。急遽講師をさらに1名、荒井拓磨元SAJデモンストレーターを招聘し、
参加者24名、開催日直前までキャンセル待ちの状況でした。
 しかし、今冬の菅平の雪不足はとても深刻で、色々な行事の開催が懸念されました。例年のテク・クラ特別研究会は2週間後に行われるプライズテスト検定会場の表太郎をセパレートし、トレーニングに集中できると大好評で、今回も同様に準備しておりましたが、雪不足を懸念し下見に行きましたところ、表太郎入り口は閉鎖、ゲレンデも閉鎖で不安が募りました。     
 しかし、テク・クラ特別研究会の1週間後は東京都スキー技術選の会場でもあり、スキー場関係の方々、パトロール隊等必死の雪作りでゲレンデを整備していただきました。
 例年よりセパレート幅は狭くなりましたが、急斜面トレーニングは、内田講師の綿密なアドバイス、荒井講師の基礎的な部分のコーチングを含め、申し分なく充実した講習ができました。
 夜のVTRミーティングでは、各講師より一人ひとりに入念なコメントがあり、またストックを使用しての体幹の矯正もありで厳しさの中でも、和やかさも加わり、また技術選での高得点取得法などチェックポイントを細かくアドバイスしていただき大変好評でした。

 今回もご参加の方々のプライズテスト合格への高い志向がおおいに伝わる特別研究会となりましたことをご報告いたします。来シーズンも合格を目指す方々の課題を塾考し、さらに充実した内容となるよう企画し、より多くの皆様のご参加をお待ちいたします。

指導員合格のための特別研究会【ムイカスノーリゾート】(担当:朝見 正司)

実施日:2023年1月28日(土)~29日(日)
会   場:ムイカスノーリゾート
参加者:19名
講 師:全日本スキー連盟教育本部 専門委員 大森 宏樹 (元SAJデモ)
    ロシニョールデモチーム  指導員 木村あゆみ
宿   舎:ほてる木の芽坂

 特別研究会は指導員検定会第三会場となる新潟県ムイカスノーリゾートで行いました。
 越後三山(八海山、越後駒ケ岳、中ノ岳)、巻機山、南魚沼市を一望できるロケーションと最高の雪質の中での研究会となりました。
 講師は、全日本スキー連盟教育本部専門委員 大森宏樹 (元SAJデモ)講師、ロシニョールデモチーム指導員 木村あゆみ講師です。受講生19名の2班体制で合格に向けて指導を仰ぎました。
 講習は検定員から見た種目別ジャッジポイントを細部にわたり説明いただき、基礎の重要性を再確認した内容となりました。また、基礎課程、実践課程の想定される検定バーンでの対策を中心に個々の対策を丁寧に指導していただきました。研究会の最大の特徴でもある ガイディングレシーバーを使用し滑走中の講師からの受講生へのアドバイスは、その場で修正ができ全受講生にも共有ができることから理解度も上りました。また、ビデオ撮影したひとり一人の滑りを講師の解説を交え課題を明確にし、受講生の疑問を解消するとともに、個々の課題と対策が明確になり二日目の講習に備えていました。特に検定員から見る視点でアドバイスいただいたことは大きな収穫であったことと思います。
 講習後は、六日町温泉に浸かり疲れを癒すとともに、魚沼コシヒカリ会席膳で六日町を満喫した研究会となりました。
 ご協力いただいた、ムイカスノースクール、宿舎となった「ほてる木の芽坂」、そして協会スタッフの方々に感謝するとともに、参加者が目標を達成されることを祈ります。

プライズテスト(協賛事業 主催:防衛省SC)

実施日:2023年2月4日(土)~5日(日)
会 場:菅平高原スキー場
参加者:63名
講 師:谷川信雄講師、末松明講師、太田好美講師
宿 舎:天狗ロッヂ

 今シーズンも新型コロナ禍での開催となり、昨シーズン同様に次の①~③のSNSを活用した感染拡大防止対策を行い2月4日(土)~5日(日)日程で開催させていただきました。
① Facebookによる開催の細部告知(開閉会式の省略)
② You Tubeによる事前講習ビデオ及び講師講評の放映
③ 防衛省スキークラブホームページでの検定発表
 シーズン前の予報では、ラニーニャ現象による大雪との予報でしたので雪の心配はしていませんでしたが、年が明けても菅平の積雪が増えず、昨年同様の表太郎ゲレンデをメインにした開催ができるか心配しましたが、昨シーズンより狭いセパレートとなりましたが何とか表太郎ゲレンデをメインとした開催ができました。
 不整地小回りは、雪不足のためコブ斜面が無く、同一日程で開催されていた指導者協会行事の「コブ克服のための特別研究会」用のセパレートバーンを急遽使わせてもらうことになり、参加者の皆様にはコブ作りに協力いただき誠にありがとうございました。
 雪は少なめでしたが、事前講習・検定ともバーン状況良好で天気も良く、良い検定会になったと思います。
 また初日の事前講習ではセパレート幅が狭かったのですが、検定当日は可能な限り広めの設定にしていただきたいというお願いに対応していただきましたパトロールの皆様には感謝の念でいっぱいです。
 来シーズンも同様の2月初旬での開催を計画しています。来シーズンは新型コロナも雪の心配も無い行事となることを祈念し、今シーズン同様にたくさんの皆様が参加していただけることを願っています。













 

コブ斜面克服のための特別研究会(担当:神 弘志)

実施日:2023年2月4日(土)~5日(日)
会 場:菅平高原スキー場
参加者:34名
講 師:菅平スキー学校から招へい
宿 舎:天狗ロッヂ

 今年はコロナウイルスとインフルエンザのダブル流行が心配される中、昨年に引き続き2023準指・指導員合格の為のコブ斜面克服の特別研究会を天狗ゲレンデでコブ研究会を実施しました。     

 ダブル流行で参加者が激減するのではないかと心配して、事業部長と相談しながらギリギリ迄、募集を継続して最終的には34名まで参加希望がありました。参加者の皆様はコロナ、インフルエンザに関しては細心の注意を払われて、これらに関連してのキャンセルの方は1名もいませんでした。     
 もう一つの心配事はコブコース作成に関連して予想に反し菅平の雪の量が少ないことでした。
 数年前にも雪が少ないことがありましたが、その時は天狗スキー場が降雪機をフル稼働して雪面を作っていただきましたが、今年は電気代が高騰して降雪機の使用は無理だろうと思っていましたが、講習会開催1週間前に待望のまとまった雪が降り何とかコブコースを作ることができるようになり、スタッフの迅速な作業もあって、講習会開始までにメイン3コースとサブ2コースの5レーンを作成することができました。雪が降ったばかりなのでやわらかいと思っていましたが、菅平らしい硬いゲレンデの顔を見せ、少々滑ってもみぞの跡も出てきませんでした。どうしたものかと思案していたら、同日開催のテククラ検定事前講習組の約70名が滑走してくれてようやく午後にコブ研究会実施のコブコースとなりました。

 研究会は3班構成の1班が11から12名となり、普通の講習会では少し多い人数ですが、コブ講習では許容範囲かなと考えています。あまり少人数の班構成では滑る回数が多くなって、疲労度がけた違いに大きくなり怪我をする可能性が高くなると判断したからです。
 2日間とも良い天気、良いコース、素晴らしい講師に恵まれてよい研究会になりました。
 夜も講師をお招きしてビデオ講習会を開催しました。これは再度講師から意見をもらい、自分の感覚と考えを整理することにより滑走感覚を調整していくことは準指導員、指導員の資格を目指す方には良い経験となったと思います。
 参加者は2日間気合万全で講習に臨まれていましたが、やはり最終日午後は疲れがピークに達してこられた方が多くなってきて、スキー板を抑えるのに苦労しておられました。
 今回行事執行担当者として気づいた点は来期の研究会に生かしていきたいと決意しました。

 余談ですが、指導者協会共催のテククラ検定が同日日程開催されテククラ検定担当者、講師と懇親会を実施しましたが、同じ趣味を持つ者同士の話は楽しいし、このスキーの世界の奥を見た谷川講師等のお話は興味が尽きません。
 参加者の皆様も準指導員、指導員に合格されましたら是非この仲間にお入りください。お待ちしております。


準指導員合格のための特別研究会Ⅱ(担当:鳶田 優)

実施日:2023年2月18日(土)~19日(日)
会 場:菅平高原スキー場
参加者:25名
講 師:桜本利幸講師、徳長 悟講師、原田秀行講師 【東京都スキー連盟教育本部専門員】
宿 舎:リゾートロッジすずもと

 準指導員検定まで一月を切った日程で菅平高原スノーリゾートにて準指導員合格のための特別研究会Ⅱを開催させていただきました。

 今シーズンも新型コロナ禍で養成講習会在京理論がeラーニングとなった為、行事パンフレットが配れず申込み開始当初は申込みペースが遅くどのくらいの申込みがあるか心配しましたが、年が明けてからは申込みのペースが上がり、早々とキャンセル待ちが出る状況となった為、急遽講師の追加をお願いして受講生25名の3班編成での講習会とさせていただきました。
 講師は、準指導員検定に精通されている東京都スキー連盟教育本部専門員の桜本講師・徳長講師・原田講師の3名を招へいし、受検に向けての丁寧な指導、また指導者協会行事の特徴であるガイディングレシーバーによる滑走中の指導は、受講生の多くの方から好評をいただきました。また開催2日目は講習開始時が小雨で、滑走性の悪いゲレンデでの検定種目練習が出来たことは、受検当日の春スキーを思わせるゲレンデ状況の事前練習となりプラスになった方も多かったのではないかと思います。
 開催初日に撮影したビデオによるビデオ講習は一部トラブルがありましたが、各種目の注意点や在宅時のトレーニングなどを各講師から丁寧に指導していただき受講生の皆さんの為になったと思います。
 この準指導員合格のための特別研究会Ⅱをもちまして今シーズンの指導者協会主催行事は終了となります。
 参加いただいた皆様が満足していただける行事になるように頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします。

2021-2022シーズン行事実施報告

2021-2022シーズンの各行事報告です。

準指導員合格のための特別研究会Ⅰ(担当:鳶田 優)

準指導員合格のための特別研究会Ⅰは、例年12月末の開催でしたが、今シーズンは第1回指導員養成講習会が12月末に計画されたため、時期をずらし1月中旬の1月15日(土)~16日(日)で計画させていただきました。
今シーズンも新型コロナウィルス感染が拡大する中となり、宿舎のすずもと様にご配慮いただき、また感染防止対策に留意して開催させていただきました。
講習会は、菅平スキー学校から桜井主任講師を招聘し10名1班編成で実施させていただき、桜井主任講師のガイディングレシーバーを的確に使った実技講習は滑走時のみならず、滑走待ちの時も注意点が理解できとても役に立ったとのお話を受講生から伺いました。
また夜のビデオ講習では、実技講習を撮影したビデオでうまくいかなかった要因と対策を理解しやすく解説していただき、畳の上で雪上での動きを確認し、注意点の理解を深めることが出来たと思います。
日曜日は快晴で暖かく最高のスキー日和の中、受講生の皆さんは、昨日の実技講習・ビデオ講習でいいイメージが出来ていて、昨日とは違う安定した滑りをされていました。
準指導員合格のための特別研究会Ⅰは、今回で3回目の主担当となります。毎回、受講生から、とても為になった講習会でしたとのお話を伺い、また毎回2日目の受講生の上達した滑りを見られて担当としてうれしい限りです。

プライズテスト合格のための特別研究会(担当:宮野祐子)

 今回で12回目の開催となりました「テクニカル・クラウンプライズテスト合格のための特別研究会」は、1月15日(土)~16日(日)の2日間、3週間後に実施されるプライズテスト検定会場と同じ菅平高原スキー場にて開催いたしました。
講師には、プライズテスト検定員を務めていただきます、末松 明元SAJデモンストレーターを招聘し、特別研究会の講習とプライズテスト受検を一貫して指導していただくことができ、有意義な講習が行われました。
 昨年度、プライズテストがコロナ禍のため中止となり、思いを遂げることができなかった方が多くおられたためか、今回の特別研究会は受講される方が17名となり、急遽講師をさらに1名、第10回目の特別研究会の時、川端佑沙ナショナルデモンストレーターとジョイントして下さった冨沢 瞳さんをお迎えし、実践的な最新の技術を伝達していただきました。
 受講される方々は準指、指導員、テクニカル、クラウン合格を目指す方々ですので、全員大いに研鑽されておりました。
 晴天に恵まれ、表太郎のバーン状況は雪質も良く、バーン状況は最高で、さらにパトロール隊によるゲレンデセパレートが完璧になされ、受講される方々は集中してトレーニングができたと大変喜ばれました。
 種目別1本1本の滑りを長い斜面で繰り返し、一人一人講師から丁寧なアドバイスをいただいて熱意も高まり、有意義なテクニカルキャンプとなりました。
 夕食後、VTRミーティングは、末松講師の解説、身体の動かし方など実際に実技を交えて全員一体となり盛り上がりました。さらに準指、指導員、プライズ合格に向け、技術選で使われる高得点法など、チェックポイントを細かくアドバイスしていただきました。
 今回ご参加の方々の目標が思い思いにあり、互いに刺激し合うことができ充実した特別研究会となりましたことを報告いたします。
 また、深刻な新型コロナ禍の中で、このように無事開催できましたことを、ご協力をいただきました講師の先生方、ホテルニューダボス様、観光協会スキー場関係者様、指導者協会役員の皆様、そしてご参加の皆様、心より感謝申し上げます。
 

準指導員合格のための特別研究会Ⅱ(担当:谷口みのる)

約1ヶ月後に控えた準指導員検定本番に向けて「準指導員合格のための特別研究会Ⅱ」が菅平スキー場にて2022年2月5日(土)よりの2日間の日程で行われました。
 昨年に引き続きコロナ禍における行事であり、事前に安全対策を徹底的に行いました。

宿泊地であるリゾートロッジすずもと様にも特別なお計らいを頂き、また、参加者の皆様・講師の先生方みんなで安全対策の則った対策をとって頂きました。

今回の参加者は18名で、2班体制で行いました。講師の先生方はとても熱心に最高の講習を行って頂き、また個別にも細かく指導をして頂き、参加者には最高の講習会ではなかったかと思います。
前泊・朝着などの参加者も皆さま予定通りに到着され、講習も予定通りにスタートし、天候は両日共に良好、ここ数年で最高の雪質と、条件では大変恵まれました。
参加者の皆様、講師の先生方、すずもと様、指導者協会の皆様、観光協会スキー場関係者様、本当にありがとうございました。皆さまの合格を心より祈念しております。
そして皆様と一緒に今後も素敵なスキーファミリーを作っていける事を願っています。


指導員合格のための特別研究会(鹿沢) (担当:朝見正司)

指導員検定会第三会場は、群馬県鹿沢スノーエリア 3年前に開催された会場です。
好天に恵まれ最高の景色、最高の雪質の中での研究会となりました。
講師は、東京都スキー連盟専門員の桜本講師、八木講師、原田講師を招き 受講生21名の合格に向けて指導を仰ぎました。
講習は検定に合格するための種目別ジャッジポイントと想定される検定バーンでの対策を中心に講習の中で個々の対策を丁寧に指導していただきました。研究会の最大の特徴でもある ガイディングレシーバーを使用した滑走中の講師からの修正事項のアドバイス、受講生はその場で修正ができ理解度も上がりました。また、ビデオ撮影したひとり一人の滑りを講師の解説を交え課題を明確にし、ドリルに生かすアドバイスをいただきました。初日と2日目、上達したのが目に見えてわかり、効果がある手段であったと思います。
講習会を通じ挑戦する意欲と真剣に取り組む姿に、講師の方々は「おめでとう!」のため 熱意と誠意もって取り組んでいただきました。感謝いたします。また目標を達成されることを祈ります。
コロナ禍での開催に対し、参加者及び関係者には感染防止対策にご協力いただきありがとうございました。



 

プライズテスト(協賛事業 主催:防衛省SC)

昨シーズンは、新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言が発令され、泣く泣く中止とさせていただきました。
今シーズンもオミクロン株による蔓延防止重点措置等が発令されている中でしたが、次の①~③のSNSを活用することにより感染対策を行い、密の状況を作らないように徹底して、2月5日(土)~6日(日)で開催させていただきました。
① Facebookによる開催の細部告知(開閉会式の省略)
② You Tubeによる事前講習ビデオ及び講師講評の放映
③ 防衛省スキークラブホームページでの検定発表
また、今シーズンは、受検申込みが募集を開始した10月から年末にかけて急増し、年明けには募集目安の50名を突破!!コロナ禍の開催ということもあり、主任講師の谷川講師にアドバイスを受けて70名までとしましたが、あっという間に70名となったため受付を終了させていただきました。申し込みができなかった方については大変申し訳ありませんでした。
プライズテスト開催日はとても強い寒波が入り、低温、積雪、視界不良のコンディションとなり、事前講習、検定とも本来の滑りが出来ず苦戦された方が多数おられたことと思いますが、今シーズンのテーマである「センターポジション」をキープできた方は良い結果が出たと思われます。
前述のとおり、今回のプライズテストは新型コロナ感染防止のため、SNSを活用しての運営をさせていただきました。手探り状態での運営でしたが、無事計画どおり運営ができ、受検者の方からはお褒めの言葉もいただきましたので運営者としては良かったと思いました。
来シーズンも同じ時期での開催予定です。
よろしくお願い致します。

コブ克服のための特別研究会(担当:神 弘志)

今年も新型コロナ第6波が猛威を奮う中、26名の参加をいただき、感染対策に考慮して2月19日~20日に開催させていただきました。
今回の行事は、初の試みとして菅平のゲレンデを知り尽くした菅平スキー学校に講師の招聘を依頼し、天狗スキー場の協力を得て、天狗ゲレンデ下部の林側を確保しセパレートし講習を行いました。
コブ斜面克服特別研究会はコブ斜面を滑走する楽しさを皆様にお伝えすることも使命の一つと考えていますが、菅平の硬いゲレンデの中で検定を受検される方へのサポートも使命と考えています。受検種目の中に不整地種目がある限り、避けては通れない道です。今年は菅平のゲレンデの特性を知り尽くした菅平スキー学校の講師が講習するので短い時間でも研究生の皆様にコブ滑走の手ごたえが感じていただけたのではないかと考えます。
前日のバーン状況が悪く、急遽コブを作り直すことになり、19日朝一からスタッフ5名でピッチ幅が違う3コースを作成しました。
講習開始時のコースはまだ目印のネトロンとわずかな横滑りの跡だけでしたが、研究生の皆さんが講習を進めて行くうちに、あっという間に立派なコブに成長していきました。 午後には研究生の一部には疲れと見た目の大きなコブの威圧感に押されて体が動かなくなっている方もおられましたが、これだけ長い時間コブを滑ったのでコブにも慣れて1日目が終了したと思います。
夕食後、スクール講師を招いてビデオ講習を予定しておりましたが、スクールからコロナ禍のため密になる室内での講習は中止させてくださいと要請され、急遽それぞれの班に帯同している指導者協会の副担当が代わりにビデオを見てアドバイスを伝えました。
2日目は夜に雪が降り、駐車場の車の上には20㎝ぐらいの雪が積もっており、当初は視界も悪く、おまけに降雪のせいで昨日のコブはわずかに凹凸があるぐらいにしか見えませんでしたが、研究生の皆様はそこを果敢に挑んでおられました。
練習中の転倒者も増えて1名の怪我人を出したことは残念でしたが、参加者皆さんのご協力を得てコロナ患者を出さずに研究会を終了できたことは担当として大変うれしく思いました。
また来シーズンもより良い研究会を志向して実施していきたいと思います。
参加者の皆さん本当にありがとうございました。